プラチナの特徴について少し紹介いたします。
1年間の供給量は金の25分の1にも満たない量で、プラチナが原石から地金になるまで、約8週間もかかり、
またそこからジュエリーになるまでの加工の時でも、融点が非常に高いことで、
1度に鋳造(ちゅうぞう) される量が限られたり、石が硬いなどの為に研磨(けんま)にも時間がかかります。
ちなみに他の特性は、加工性に優れ、薬品に強い、また、小さなデザインにも可能な、粘り強さと伸びのよさがあることです。
(※かの有名なティファニー・セッティングもこの特性があってこその誕生でした。
理論上、1オンスのプラチナは、43kmの長さにも伸び、箔(はく) ではテニスコート1面分にも引き伸ばせます。)
また、金よりも安定した金属のため、酸に対する腐食にも非常に強く、そして、色も白っぽいので、
どんな色の宝石とも相性が合い、特にダイアモンドとの相性は抜群です。
ダイヤモンドを美しく見せる清楚な輝きと、また熱に強い、変色しない、王水と熟アルカリ液にしか溶けない
その性質、そして純潔、潔癖 というイメージから、永遠の愛の象徴である、マリッジリングにもっともふさわしいとされ、
日本では今、多くのこれがプラチナ製です。
そうして人々を魅了し続けながら日本に浸透していき、今や日本は世界的なプラチナ消費国の1つとなっています。
が、実は現在このプラチナを好んで使うのは日本と韓国くらいで、他国ではあまり採用されていません。
これは高度な加工技術が必要なためと、金がその古い歴史から国際的に非常に安定した価値を
世界中で認められているのに対し、プラチナは工業用の用途でしかその価値を認められていないためと考えられます。
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